いまのあんたがいちばんみにくいぜ！

ツインテールというメタルバンドをやっている4人ですが、考え方も趣味も全然違います。

ただ唯一の共通の話題がある。

それは、サガ１・２の話題である。


サガとはふたご座のゴールドセイント1989年にスクウェアから発売されたゲームボーイソフトです。
ゲームボーイ初期の本格RPGです。




僕にとって巨人とは進撃の巨人のことではない。
ジョニーのことである。



いまどきサガかよ！と思われるかもしれないが、この話が一番盛り上がる(笑)

『にんげんおとこ』は黙って巨人装備フルセット+ちからのマギが基本やろ？
最強の武器は『メカ』に加速装置+ねこのつめ
た‥たて‥ては　わた‥　わたた‥たさんんん‥ぞ。
ひほうをよこせ！おれはかみになるんだ！
ビーナスが強すぎる
オーリービーアー！！


などなど




このゲーム、やり取りが生々しい。
なんというか殺伐とした雰囲気が漂うRPGなのだ。



ドラクエで死体を確認すると
へんじがない　ただのしかばねのようだ


サガにいたっては、
しんでるぜ


荒廃した世界観を感じるでしょ？





他のRPGで戦闘が終了すれば、

まのののむれをやっつけた
たたかいにかった！
たたかいに勝利した


というような文章が出るが、サガは



ゴブリンはしんだ



死にます。
はっきり言ってます。




自分が死んでも


やすひろはしんだ


と出ます(笑)




救いがありません。
パーティの中に好きな女の子の名前を入れたキャラが

〇〇はしんだ


と出ると、どうしようもない絶望感に襲われたもんである。
好きな女の子の名前なんか入れるなって？
小学生なんだからカンベンしてくれ(笑)



悪い魔王がいて、選ばれし勇者たちが戦いに挑むような内容ではなく、作品全体に北斗の拳のような殺伐として乾いた世界というのが小学生の僕には衝撃的だった。


例えばラスボスの断末魔のよくあるセリフ。

例
「ば、バカな！この私が人間ごときに…。だが覚えておけ人間ども！
貴様らに悪の心がある限り私は何度でも甦る！なんどで…も……グワァー！！」

みたいな感じでしょ？




ところがサガは




主人公「やっちまったぜ‥‥」






すごいでしょ？
なんかリアルでしょ？

断末魔なんてありません。
すでに殺っちゃってます。



剣と魔法はもちろんあるが日本刀もあって、なんといっても近代兵器も使えることがなんかカッコ良かった。

マシンガンに手榴弾、バズーカや戦車にビームライフル、果ては核爆弾や波動砲まで。
手に入れたときは非常に興奮したもんである。
聖剣も日本刀も手榴弾もバズーカ砲も使える主人公ってカッコイイじゃん？



ツインテールの他のメンバーはサガ3部作全部好きなのだが、僕は１と２が好きです。
リメイクではなく、そろそろサガ４を出してもよいのでは？



たまにやってみると面白い。
この歳になるとキャラクターと育てていくのは面倒なのでモンスターとメカだけでやることが多いです。


どの世界にも言えることですが、名作は年月がたっても名作である。












オーディン「ゆうしゃたちよ
　たたかいを　つづける
　ゆうきはあるか？」


→はい
　 いいえ





やっちまったぜ‥‥