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勢いと技術

「技術ではまだまだですが、魂だけ負けません!」 「ヘタクソですが勢いだけは負けません!」 こういうことを言うバンドがけっこういる。 今までいろんなバンドの方々と共演してきましたが、これを言って凄かったバンドをまだ見たことが無い。 これはつまり、 「俺達は全然練習に時間は裂いていないが(裂くつもりもないけど)、がんばります!」 と言っているわけだ。 これでは自分の時間をすべて練習に使っている人間に勝てるわけがない。 しかも練習している人は勢いもあったりする。 勢いをつけるには、自分達が上手くなっている!と感じることが重要である。 モチベーションが上がっていない人間に勢いなどない。 勢いとはなにか? まずはこの曲を聴いていただきたい。 これは島本和彦先生の炎の転校生のOP。 曲は主人公、滝沢 昇(たきざわ のぼる) 声を担当する関俊彦さんが歌っている。 上手い。 そしてこれは原作者である島本和彦先生が歌うバージョン。 ちなみにご本人が作詞作曲している。 いかがだろうか? 関俊彦さんバージョンの方が音程も声量も安定している。 作品としての完成度はこちらだろう。 だがしかし! どちらが熱かったか!? 僕は島本先生バージョンの方が体温が上がる! それって間奏に語りがあったからじゃね?というのはナシで(笑) これが勢いである。 勢いとは生半可な気持ちで備わるものではない。 いろんな経験、栄光や挫折、怒りや悲しみを背負って初めて備わるものなのだ! そして勢いだけで技術に勝てる!! だが初めから勢いだけは負けません!なんて敗北宣言と同じなのだ! というわけで人生に、そして音楽に勢いをつけるために島本作品を読みましょう。 読めば首に長いマフラーを巻いて登校したくなる! いいなあ!俺も馬鹿になりたい! (逆境ナインより)

フライトゲーム 感想

『フライトゲーム』観てきました。 主演はリーアム・ニーソン。 シンドラーのリストの人です。 内容は、過去に心の闇を抱えるアル中の連邦航空保安局のリーアムが飛行機内で事件に巻き込まれて乗客から犯人を見つけ出すクライムサスペンスです。 と思ってみたら、めちゃくちゃ強いオッサンが大暴れする映画でした。 原題はNON-STOPらしいのですが、どんどん人が死んでいくという意味や飛行機が墜落するかもという意味ではなく、オッサンが暴れてノンストップって感じでした。 面白かったです。 リーアム・ニーソンはいつでもエクスペンダブルズに入れるぐらい強かった。 自分よりも若い同業者をドラゴンスリーパーでSATSUGAI 飛行機の急降下で天井にぶつかっても無傷、即行動 現役の警官に後から消火器で顔面を殴られても無傷 その後4、5人に暴行を受けるが善戦 爆風で吹っ飛びながら空中でハンドガンをキャッチ→ヘッドショット 笑うシーンはひとつもないはずなのに笑いました。 アル中強すぎ。 リーアム今年で62歳だそうです。 まだ大丈夫だ。 エクスペンダブルズ4への出演楽しみしています。

モーリスのアコギ

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僕は非常に曲を書くのが遅い。 しかし作曲できる時とできない時の波が激しい。 しかも、できないときは無理せずやらない。 ひたすら忘れてバイクに乗る。 これが余計に曲を書くスピードを遅くしているようだ。 作曲は主にアコースティックギターを使う。 アコギは良い。 電源いらず アンプいらず 重量が軽い 音叉でチューニングできるので手間いらず。 10年ぐらいの付き合いです。 弾き語りするもよし、ひたすら爪弾くもよし、力いっぱいかき鳴らすのもよし。 最高のおもちゃじゃないでしょうか。 アコースティックギターでヘヴィな曲を作曲できれば、エレキギターを使えばもっとヘヴィになる。 メガデスのデイヴ・ムステインも言っていました。 エレキしか持っていないメタル系ギタリストの方はぜひともアコーステックギターを1本。 残念ながらライヴハウス以外の演奏の披露の場所ではメタルナンバーは喜ばれません。 イングヴェイを弾いても「ふ~ん…」と言われるのがオチです。 その昔、女の子の前で メタリカのバッテリーをアコースティックギターで弾いて 「ふ~ん…」と返されて落ち込んだことがあります(笑) 歌唱力抜きに、1曲だけでも弾き語りナンバーを覚えておきましょう。 ギタリストとしての印象が変わります。 アコースティックギターの話になりましたが、全国のヘヴィメタルファンの皆さん、ご安心ください。 ツインテールはアコースティックバンドになることはないので。 ツインテールはヘヴィメタルバンドです。 弾き語りは老後の楽しみにとっておきます。