NO MORE 身内モッシュ

お客が冷めます


先日、真下といっしょにメタルコピーバンドイベントに行ってきた。
お客としてです。

出演してたのは、

メタリカ
アーチエネミー
アンスラックス
アイアンメイデン 
オジー などなど

実際のバンドが共演したらとてつもないイベントである(笑)
メタルファンの夢だろう。


イベントはとても楽しかった。
やっぱり曲が歌えるっていいですね。
演奏する人たちも楽しそうにやっていてとても心地よかった。

お客さんの音楽のノリ方というのも千差万別ある。
ぼくは最前列で拳を上げながらアーティストと一緒に歌うが好き。
中には、後列で落ち着いて観るのが好きな人もいれば、椅子に座って落ち着いて観るのが好きな人もいる。

各人が好みの音楽の楽しみ方をしている状態というのは心地よいものです。
ところが、これをブチ壊す奴らがいる。



それは、演奏しているバンドの友達や身内2、3人がやるモッシュやウインドミル。※




モッシュ…客同士がやる押しくら饅頭。覚悟を決めてやると楽しい。

ウインドミル…客席で腕や足を本気でブンブン回す行為。周囲は非常に危険。




いきなりガタイのいい男数人が腕をブンブン振り回し、回し蹴りをやり、猛然とこちらに体当たりしてくるのだ。
こちらからすれば通り魔と変わらない
そのバンドのファンがやっているならまだ良い。
身内が、自分が目立つためにやっているだけなのだ。

小規模のライヴイベントで小規模のバンドが演奏する場合、そういう知識がない新規の客もやってくる。
そういう人の目の前で大の大人が周囲を顧みず大暴れするのは非常に危険。

あれ当たったらものすごく痛いのよね…。
その昔、いきなり隣のオッサンがウインドミルをして、振りぬきざまの拳をアゴに受けたことがあります。
星が飛びました。

このイベントは当然モッシュやダイブが起こって当然というイベントや、そういうことをやってもOKという空気、客層ならどんどんやっていただきたい。
ウォール・オブ・デスでもやってくれればいい。


ウォール・オブ・デス…ブレイブハートの戦闘シーンみたいに左右に分かれたお客が突進してぶつかり合う危険なモッシュ。


身内盛り上がりってホントに一見さんは冷めてしまうんですよね。
こんなことをやっていては、新規のお客さんは当然付きません。
身内が盛り上げてくれていると思いきや、思いっきりバンドの邪魔をしています。
当然このイベントでも身内モッシュが起こったとたんに、ゾロゾロをお客が帰りだしました。
僕もです。
楽しくないもんね。

我々なんかよりも年上の人間がやっている時点でなさけない。

仲間が増えるのは素晴らしいこと。
だが、その場だけで盛り上がらないことこそ、インディーズバンドが次のステージに行く条件ではないでしょうか。
肝に銘じておきます。

コメント

このブログの人気の投稿

ヘヴィメタルは強いのか?論

Death Alley Driverにならないように

カールスマーダーのギター