KILL WITH POWER  10月30日 マノウォー観戦日記

2014年10月30日、東京で行われたマノウォーの来日公演に行ってきました。
ゼップダイバーシティという場所でのライヴ。
等身大ガンダムがあることで有名な場所だが、

そんなものはどうでもいい。



俺たちが見たいのは等身大ジョーイ・ディマイオ閣下。
俺たちBrothers Of MetalにとってはMANOWARはα・アジールなんかよりも巨大なのだ!




ダイバーシティに入ると、そこいらに黒髪ロンゲでメタルTシャツを蒸着した猛者がいるわいるわ。
MANOWARのTシャツを着た人が多い。
MANOWAR以外を着ている人も生半可なTシャツは着ていない。
真のメタルバンドといえるものばかり。


アクセプト
クリーター
ブラックサバス
メタリカ
スレイヤー
モービッドエンジェル などなど


恐らくMANOWARも認めるバンドであろう。
ここでボンジョヴィのTシャツを着ていたら、偽メタルの烙印を押される。



会場前にTシャツなどのグッズコーナーがあったのだが、めちゃくちゃ混雑している。
しかし我々Brothers Of Metalにとっては苦痛ではない。
MANOWARのTシャツを着ることは戦士であることの誇りを取り戻すことなのだ。
そう、つまり侍の誇りである!


開演を15分ほど経ったころに会場が暗転、我らManowarriorsの雄たけびが木霊する。
いよいよ真のヘヴィメタルの洗礼を浴びる日が来たのだ!





こちらのサイトに当日のセットリストが載っていたので掲載します。

10月30日のセットリスト
Manowar
Blood of My Enemies
Call to Arms
Kill With Power
Sign of the Hammer
The Lord of Steel
The Dawn of Battle
The Warrior's Prayer
Blood of the Kings
Kingdom Come
Heart of Steel
Bass Solo
Wheels of Fire
Hail and Kill
Kings of Metal
Encore:
Warriors of the World United
(Preceded by Joey's speech)
Black Wind, Fire and Steel






始まった瞬間飛び上がった。
ベースとバスドラムの音デケェ!!
つーかそれしか聴こえねぇ!
イングヴェイがMANOWARメンバーだったらキレるレベル!

ところが!騒音ではないのだ。
音楽なのである。
不快な感じがまったくしない。
長年大音量で演奏しているバンドとエンジニアの技術の結晶を垣間見た。



演奏する曲はライヴでの定番曲ばかり。
ずっと歌ってました。
会場の盛り上がりはKill With Powerで最高潮になり、そこから怒涛のヘヴィメタルが展開された。

ヴォーカルのエリック・アダムスの歌声が素晴らしかった。
恐ろしいほどの声量。
この声なくしてMANOWARは成立しない。







中盤、メンバーが舞台袖に移動。
その後、我らがジョーイ・ディマイオ閣下がマイクとエビスビールを持って登場。
客席からはジョーイコールが響き渡る。


バックスクリーンに映し出されたディマイオ閣下の眼を見て驚いた。
力強さの中に悲しみを帯びているのだ。


間違いない、ディマイオ閣下は北斗神拳奥義「無想転生」が使える。
なぜ世界中のメタルファンが彼らを称えるのか。

それは怒りと悲しみを兼ね備えたバンドだったからなのである。




そして客席をじっと見据えてひとこと

「コンバンワ…。」






俺の腹筋は爆発した。
ラッシャー木村の「こんばんわ事件」を彷彿とさせる絶妙の言葉選び!



そこからまさかのオール日本語でのMCを開始するディマイオ閣下!

「オレタチハ セカイデ イチバン オトガ デカイ バンドダ」

「オマエタチハ ニホンノ Manowarrior  ヒトリデ センニンブンノ パワーヲ モッテル」


かなり長いこと日本語でお話なされていました。
きっと一生懸命覚えてくださったのでしょう。
よくぞあんな長尺の日本語を覚えたもんだ。
さすが前世は侍というだけのことはある!



特に印象に残った曲はWarriors of the World United。
会場全体で戦士を称える大合唱。
心が震えたよ。

ラストのBlack Wind, Fire and Steelのあとに、エリック・アダムスがディマイオ閣下とカール・ローガンの楽器を一本づつ持って両腕を広げる!
ギターとベースのボディを手でつかんで持ち上げて数分固定って!?
しかも腕を伸ばして地面と平行にしています!

筋力ありすぎやろ!
エリックすげぇ!
いつでもエクスペンダブルズに出演できそうです。


ヘヴィメタルが好きでよかった!
本当にそう思える一日でした。


帰りに大阪でのメタル同志、ハットリさんと興奮冷めやらぬ中お話していたら、

「あのー、初心者のためのヘヴィメタル講座の人ですよね?」

と声をかけていただきました。
横浜と横須賀のメタルウォーリアーの方のようです。

4人で興奮しながらメタル談義に花を咲かせました。
MANOWARを称えながら、記念撮影
MANOWARが引き合わせてくれた出会い
がんばって日本のメタルを盛り上げましょう!



MANOWARが新たなメタルバンドとの出会いを作ってくれました。
必ず一緒に殺りましょうね!


その後数十人のかたに、「あっ!メタル講座の人だ!」と声をかけていただきました。
いやぁ、やった甲斐がありました!
また作るぜ!





残念ながらいけなかったメンバーのためにTシャツ買ってきました。

ツインテールとMANOWAR
コノTシャツヲキレバ オレタチハ、ムテキダ!


なかなか似合っているじゃないか!
お前らもManowarriorsだ!

メタルのエネルギー充填完了!
俺達のやってきたことは無駄ではなかった!
これからも突っ走るぜ!
MANOWARも殺るがTWINTAILも殺るのだ!


HAIL!

コメント

このブログの人気の投稿

ヘヴィメタルは強いのか?論

カールスマーダーのギター

ジョー・ギリアンと名乗りたい