レスポール 状態悪化

メインで使用しているレスポール（通称ヤスポール）の塗装がドロドロになってきました。
なんとネックを握ると指紋がべったり付くレベルのドロドロです。

塗装剥がれるわ溶けるわ

レスポールのネックは元からすこし湿った感じがするのですが、そんなモンじゃない。
接着剤のようにひっつきます。
さすがにこれでは思ったようなプレイができません。


思えば高校生のときにGuns N' Rosesの『Paradise City』のPVを見て以来、レスポールぞっこんです。
それまでは、

『丸いギター？ケッ！そんなもんメタルじゃねぇよ！』

って感じでした。

高校時代に通っていた近所の服屋で僕の音楽趣味は形成されたといっても過言ではありません。
いつもMTVが流れていて、時代的にまだハードロックやヘヴィメタルのPVがギリギリ流れていました。
しかもそこ、店内にビンのコーラが売ってあったのがうれしかった。
ビンコーラを飲みながら服を選んでMTVを観るというのがなんかオトナになった気分にしてくれたもんだ（笑）
いま考えると全然オトナじゃないのだが。


其処で観た『Paradise City』を観てからは、服屋に行ったあとに楽器屋に行きショーケースにあるレスポールカスタム（もちろんヒストリック）を眺めてウットリしてました。
あの丸みのあるフォルム、攻撃的なヘッド、重さを感じさせる重厚なボディ、黒と金の絶妙のカラーバランスなど、眺めているだけで自分がギターヒーローになった気分になりました。


そこから高校を卒業して死に物狂いで働いて働いて働きました。
憧れのレスポールカスタムを購入した！
もちろん一括現金払い！
ローンなんてロックじゃねえよ！

スラッシュがしている細い革ストラップも一緒に買いました。
そしてレスポールを装着！
もちろんスラッシュのように上半身は裸で。
鏡に向かってポーズを決めまくってました。
まるで自分がスラッシュになった気分でしたよ。


結果、ストラップが当たった左肩が真っ赤になりました。
レスポールの重量に細いストラップは自殺行為です。
4キロから5キロぐらいありますからね。
すぐに一番太い革ストラップを買いに行ったのは良い思い出です(笑)

僕にレスポールを持たせた男、スラッシュ
（寝タバコの人です）

今までライヴでかなり酷使してきたのでそろそろ入院させてやろうと思います。
ネック塗装の塗り直しをしなければならないようなのでけっこう時間がかかるようですが。
退院してきたら今まで以上に愛でてやろうと思います。
しばらくは兄弟機であるSGで戦います。
どうしてもギブソン系とは別れられないようです。