先週先々週と落語を見てきました。 1つ目は 桂三枝改メ六代桂文枝襲名披露公演 。 いらっしゃ~い!でおなじみの桂三枝師匠の桂文枝襲名講演です。 2つ目は 立川志の輔 独演会。 ガッテン!でおなじみ志の輔師匠です。 上方と江戸の落語を見てきました。 やはりナマで観るもんである。 迫力が違います。 あと演者の息吹といいますか意気込みを感じます。 やっぱりyoutubeではダメですよ。 最近は 落とし噺 (おなじみの面白い話)よりも 人情噺 (笑いも泣き所もある物語)が好きです。 泣ける話はホントに泣けますよ。 噺家の人の技量が高いと、本当にその情景が見えます。 一人で噺をしていると思えないぐらいです。 最近は僕も涙腺が弱くなってしまいまして(笑) 僕のライヴでのMCは落語の影響が絶対あると思います。 ということはライヴが始まって演奏する曲はお囃子みたいなもんか。 でもそうやってしまうとメタルバンドなのにメインがMCになってしまうのでほどほどにしなければ。 落語は江戸落語と上方落語があって、どっち派みたいな感じに分かれています。 まあどんなものにもファンの間で対立するという構図はあります。 ド素人の僕が思うに、 上方はストレートな笑いが楽しめます。 江戸の方はクスっという笑いと江戸独特の粋(イキ)を感じることができます。 涙を流して笑えるのも上方も最高ですが、江戸っ子の人情を感じることができるのも素晴らしい。 メタルで例えると上方が マノウォー 、江戸が ドリームシアター ってところかな。 えっ全然ちがう? ちなみに小拍子で見台をパチンッ!と叩いて場面転換するのって上方落語だけですよ。 ツインテールはストレートなメタルしかできません。 上方メタルですな。 僕が思うに今現在、江戸の方には僕らと同じような憤りを感じながら自分達の信ずるヘヴィメタルを演奏するバンドが存在しているはずです。 いつか出会うでしょう。 そのときに西のツインテール、東の○○と言われるような関係になれたらいいですね。 全体が盛り上がらないとムーヴメントは起きませんから。 それまではツインテールが上方メタルを盛り上げるためにがんばります。 3月30日は皆様お楽しみに。